正しい住宅展示場・現場見学会への行き方って?ママ建築士がおススメする正しい訪問方法とは


そろそろおうちがほしいなあと思ったら、行ってみようか、となるのがハウスメーカーさんの「住宅展示場」や工務店さんの「現場見学会」ですね。ただ、あまり深く考えずに、

  • イベントがあるから
  • 子ども向けの遊びがいろいろあるし
  • 何か無料でプレゼントもらえるよ

という理由だけで行くのはちょっと待ってください。意思の弱い方や優しい心の方は、その後訪れる怒濤の営業攻撃で、まだよく決まらないのにいつの間にか契約させられていた・・・なんてことになることも多々あるんです。それでは、「The 正しい住宅展示場の行き方」を伝授します!

1 モデルハウスはでっかくてゴージャス!



まず、住宅展示場に建てられているモデルハウスと呼ばれるおうちは、とにかく大きいです。広いです。オプション仕様がいっぱいで、とにかくお客様をうっとり素敵〜と思わせる様に作られていますので、金額はとっても高いです。

これは坪単価いくらの世界ではありません。各ハウスメーカーさんは、○○商品に「坪単価○○円」とグレードをつけて消費者に選択をさせ、おうちの買い物を簡単明白にしてくれていますが、モデルハウスは基本的にそれらの坪単価いくらの世界とは無関係、と思っている方が良いです。

もちろん、これは○○商品をベースにして・・という基本のものがあるのですが、こんなこともできますよ、これもあったらどうですか?という消費者の希望・欲望その他いろいろを詰め込んだ技術力の証みたいなもんです。

なので、モデルハウスは全体を見てはいけません。

見るのは細部です

2 モデルハウスは細部をチェックしよう



あなたにとって、おうちを建てる経験というのはおそらく初めてのことでしょう。建築業界のお仕事をされていない限り、おうちの部品を見たことがない人の方が多いと思います。モデルハウスには、そこで使われている部品の見本が必ず置いてあります。ここでは、その材料(「建材:けんざい」と言います)をよーーくチェックしていきましょう。

お部屋をぐるっと見て、素敵だなと思ったら、何が自分にとっていいと思ったのかを考えてください。

  • それは床の色でしたか?
  • 壁の質感でしたか?
  • 全体のカラートーンでしたか?

気に入ったドアや床の木材など、普段はなかなか見られませんが、こうした展示場では実際のものを見ることができます。ぜひ触って見て、質問などしてみてください。自分から建物の部品と接することで、本当は自分がこんな素材が好きだったんだとか、こんな色味が好きだったんだということが分かってくると思います。

3 どの営業マンも一緒ではない



さて、住宅展示場に行くと、必ず1人の営業マンがお客様を担当することになっています。ここで大事なのは、もしその営業マンと気が合わないなと思っても、一旦担当することになったら、営業マンを替えることは基本的に無理ということです。

じゃあいつその担当が決まるの?というと、それはアンケート用紙に記入したときです。

営業さんがいなくて、受付の女性だけしかいないときは、もちろん名前を書いてはいけません。その仕事はまだ経験の浅い営業マンやなかなか契約を取れなくてヒマな営業マンに回る可能性があるからです。(あくまでも可能性、です。)

おススメは、この営業さんならと思った時に初めてアンケートを書くというスタンスです。それは、

  • 自分のことをわかってくれる(気が合う)
  • 自分の希望や言い分を引き出してくれる(早とちりしない)
  • 自社の商品の短所と長所を教えてくれる(公平に見る)
  • 資金計画をしっかり考えてくれる(無理な予算計画を立てない)
  • 無理なものは無理と最初に言ってくれる(できるできると言わない)

という営業さんだといいですね。

名前を書かないのなら、見せられませんなんていうモデルハウスはこちらからお断りしましょう。

さらに、こちらでアンケートに答えてもらったら、この景品を差し上げます・・なんていう甘い言葉にひっかからないようにしましょうね。余談ですが、展示場のイベント景品あれこれとチラシに書いてますが、あれば全部アンケートを記入した人だけ、というオチがありますのでお気をつけ下さい^^

4 現場見学会で気をつけること



工務店が主催する現場見学会は、大きく分けて2種類あります。

  1. 施工途中の現場を見せる(主に柱や梁が上がった状態)
  2. 完成後の現場を見せる(施主さんの好意により開催)

ふーん、で終わらせないためにも、行く前に少しお勉強してから行きましょう。せっかくその家を建てている大工さんや現場監督さんがいるのですから、気になるいろいろなことを直接尋ねることができるチャンスです。

施工途中の現場見学会



主にその工務店が得意とする工法を見られるチャンスです。どんな工法かなと少し調べてから見学してください。⇨家の工法を知ろう

ここでチェックするのは、構造・断熱など出来上がったら隠れて見えなくなってしまう部分のことです。何も知らなくて当然なのですから、こんなこと聞いたら恥ずかしいかななんて思わずにいろいろ尋ねてみてください。職人さんや建築をやっている人間は、建物のことを聞かれたら急に元気になっちゃうという不思議な性質を持っています^^みなさん喜んで答えてくれますよー。

もし、まれにあまりにぶっきらぼうで答えてもらえなかったら、これは縁がなかったと判断できる材料になりますね。自分の家を建ててくれる職人さんも選べるのならそれにこしたことはないです。

完成後の現場見学会



完成して、ピカピカの状態での見学会です。モデルハウスとは違ってこれから実際に住まれる人の住まいを見せていただくのですから、よりリアルに自分たちが暮らしたらこんな風かなあと想像がしやすいと思います。

また、そのおうちのオーナーさんが同席される場合は、そのオーナーさんに直接どういった点が良かったのか、なぜここに決めたのかなど軽く質問されてもいいかなと思います。実際に施工されたお客様のお話というのはとても参考になるはずです。

ただ、出来上がってまっさらな状態のおうちですので、見学の際は丁寧に見て歩いてくださいね。

以上少しの知識を持って、行ってみてください。本気のお客様には、無理な営業をしてくることはないと思います(迷っていると、結構どんどん攻撃されたりします^^;)ので、せっかくの展示場巡り、楽しんできてくださいねっ。

何かご相談のある方はコチラまで。

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